「日本語にはリズムがない」という言い方をすることがありますが、それは間違いです。日本語には日本語のリズムがあります。
それは、どんなリズムでしょうか。
どこの国のどの言語であっても、そのリズムは民謡に現れます。
日本の民謡は、手拍子をする際に「揉み手」ができます。
この揉み手のリズムは、踏みしめる(stomping)リズムです。
それに対して、英語のリズムは,馬に乗って駆け回るように軽快な、跳ねる(bouncing)リズムです。
ですから、手拍子をしさえすれば、英語のリズムがとれるわけではありません。
踏みしめるリズムの日本語で生活していると、手拍子が、知らず知らずのうちに揉み手のリズムになってしまうのは仕方がないことです。
英語のリズムを4拍子でとらえ、はっきりと強弱のメリハリをつけて言葉を言うことによって、英語独特の跳ねるリズムを体感する「バウンシングチャンツメソッド(Bouncing Chants Method)によって、今持っている英語の知識を最大限に活用しながら、英語らしいリズムを習得していただきます。
このBouncing Chants Methodは、2005年から始まった、ジャズのリズムで英語を習得するJazz Chants創始者であるCarolyn Graham先生とのコラボレーションの中から生まれた、日本人のための英語学習メソッドです。
強弱のメリハリをつけるために、どの単語を強く言えばよいかは、文の意味を考えればすぐわかります。
これまでの英語学習で得た知識をフル活用することによって、誰でも英語らしいリズムを獲得することができます。